2012年05月19日

香川県交通事故件数、交通死亡事故件数ワースト1と機能性低血糖

こんな穏やかな地域の香川県が、交通事故件数、交通死亡事故件数が実は全国でワースト1exclamation

1つの原因として、機能性低血糖があるのではと考えています。
低血糖といえば、糖尿病の方が糖尿病薬が効きすぎて、手が震える、冷や汗がでるといったイメージがあると思います。
機能性低血糖は、炭水化物などの糖質を多くとり食後高血糖をひきおこしたあとに、反応性に低血糖になる状態です。
糖尿病でない方でもおこります。

お昼にうどんだけ、おにぎりだけ、パンだけといった食事は食後高血糖にひきつづき低血糖とおこします。
食後にどうしようもない眠気がおそってくることはないでしょうか?血糖が急降下するときに、本当に意識を失うような眠気がおそってきます。この眠気が交通事故をひきこす原因の1つになっている可能性はあると思います。

食後に眠くなる方は、機能性低血糖の可能性があります。
炭水化物といった糖質を控えることがベストですが、
お昼にうどんを食べるなら、おでんを食べてからうどんを食べるといった工夫をすれば、低血糖も起こりにくくなります。

食事のコントロールで不幸な事故が少しでも減ることを願っています。
posted by Yasuko at 08:47| Comment(0) | 栄養

2012年05月14日

ヨーグルトと食物アレルギー

花粉症の季節に「花粉症、アレルギーにヨーグルト」といった趣旨のCMが多く流れていました。
かえってアレルギーが増えるかもと思っていたらそういった方が何人か来られました。

最近お子さんの顔に湿疹ができ、皮膚科で診てもらっても治らないというケース。
話をきいてみると花粉症の予防にとお子さんに毎日ヨーグルトを食べさせていました。

手の湿疹が悪化したというケース。便秘のためにヨーグルトを食べていました。

気持ちが不安定になってきたというケース。タンパク質をとるためと、腸のために毎日食べていました。

これらは遅発型の食物アレルギーの可能性が考えられます。通常のみなさんが考えるアレルギーは、食べてすぐに蕁麻疹などがでる即発型のアレルギーです。遅発型アレルギーは食べてから数時間後、数日後にでるため原因がわかりにくいです。

ただ、日本人は卵、小麦、乳製品にアレルギーを持つ方が多いです。全ての方にアレルギーがあるわけではなく、栄養状態の悪い方にはおこりやすいです。タンパク質不足、貧血などがあると粘膜も弱るため腸管粘膜もペラペラです。そういった腸管粘膜だと大きな分子が素通りするのでいろいろな物にアレルギーを起こしやすなります。

最近腸管粘膜でセロトニンが6割作られているのがわかってきました。セロトニンの減少はうつの原因となります。
腸を直すとうつ病まで改善するなんてすごいですね!

アレルギーを起こさないよう、丈夫な腸管粘膜にするには、
@栄養状態の改善につとめる
A体によいといわれているのもでも毎日たべるのでは なく、ローテーションで食べること
Bラクトフェリンを飲むことです。

そのなかでも、ヨーグルトは多くの方が体によいと毎日食べられているので要注意です。

(ちなみに即時型アレルギーはIgE抗体で保険適応の検査です。遅発型アレルギーはIgG抗体で自費検査となります)
posted by Yasuko at 19:24| Comment(0) | 栄養

2012年05月10日

ガンになったら

ガンの患者様をみさせていただいていますが、御相談にこられる方はかなり栄養状態が悪くなってから来られています。

どうしても、通常のガン治療においてはガンの大きさばかりが治療目標になっていて、患者様の体力はあまり考慮されていないのが
現状です。
ガンが消えなくても大きくならなければ、共存することができれば命をおとすことはありません。

もちろんガンをたたく治療も必要です。でも、ガンと闘う体力、治療を続けていく体力も同時に必要です。
ガン患者様の予後はガンの大きさではなく、栄養状態で決まります。

低蛋白、貧血の進行は予後不良です。

私は、少しでも、残された時間を元気で自宅で過ごせる、希望する治療を続けることができるようなお手伝いをしています。
早期であれば、うまくいけば消えることもあります。

もう少し早く御相談に来てくださったらと思うことは多々あります。
ガン治療の盲点である、栄養管理の重要性を伝えていきたいと考えています。
posted by Yasuko at 08:20| Comment(0) | 栄養

2012年05月08日

愛のこもったお灸の力

2週間に一度外来に来られる、2人とも80歳を超える老夫婦の方がおられます。

ご主人が腰痛と足背痛で、整形外科に通院されていたのですが、痛みが楽にならないということで漢方を希望されて受診されました。
もちろん診察をして証にあうと思われる漢方をお出ししました。
傷の回復を早めるために、タンパク質を多く摂ること、痛みに対しては温めるほうがよいので、奥さんにせんねん灸をご主人にしてあげてくださいとアドバイスをしました。

奥さんは、さっそく肉も多くメニューにいれ、タンパク質中心の食事に、毎日朝夕15分ずつお灸とマッサージをしてあげました。
ご主人はお灸がとっても気持ちがよいらしく、いつも鼾をかいて寝てしまうとのことでした。

お灸の温まり方はじんわり、ほんわりなので本当にリラックスします。痛みだけでなく、心の緊張も緩めます。
漢方の効果も高めてくれますexclamation

痛みは、心を緊張させ、とげとげしくしてしまいます。
鍼灸院に通えない方は、自宅で手軽にせんねん灸でもOKです。何よりも家族の方がしてあげると愛が伝わりますね。

今では、ほとんど痛みがなくなり日常生活も改善されました。
毎日朝夕15分お灸をしてあげる奥さんの愛の力はすごいものがあるなと思いました晴れ
なかなかできないことです。
posted by Yasuko at 21:57| Comment(0) | 健康

2012年05月07日

田植え

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GWが終わりました。

GW中にいつも行っている老人ホームの近くの田園風景です。
長いGW中に田植えがされて、景色が一変し爽やかな季節になってきました。

忙しくても、田園風景をみるとホッと安らぎます。
posted by Yasuko at 10:42| Comment(0) | 日記

2012年05月02日

子供のスポーツ栄養学

サッカー、野球、バレー、バスケットボールなど一生懸命に頑張っている子供たちは多いですね。
子供が大人と違うのは成長期であるということ。
スポーツをしていなくても大人の栄養素の2倍必要です。そこにハードな練習が加わるなら栄養素の消耗も著しいです。

必要な栄養素はとっても多いのに、子供達の食事は、カロリーばかりの炭水化物中心の食事です。
子供たちが「肉、肉」といっても大人の価値観で肉の食べ過ぎは身体にに悪いと制限させているお母さんが多いです。

ほとんどの子供たちは、蛋白質不足と貧血(潜在性鉄欠乏性貧血)があると思います。
背は高くてもひょろっとして筋肉がない、
成長痛がある、疲れやすい、足がだるい、口内炎をくりかえす、風邪をよくひくなど、、、。

成長痛は整形外科では、安静としかいわれませんが、実は貧血が原因のことが多いです。
成長痛でスポーツを休むのはもったいないですね。

同じ能力なら貧血のないほうが、スタミナがあり、スポーツの成績もあがります。
根性だけでは、勝負には勝てません。
勝つための身体作りは必須です。プロのスポーツ選手なら、勝つための栄養だけでなく、怪我をしないための栄養学もとりいれています。

本当に子供の能力を上げたいなら、親だけでなく、監督もスポーツ栄養学をしっていただきたいです。
根拠のない根性練習では、進むべき舟も沈没してしまいます。

理論の上での根性練習ができるといいですね。
posted by Yasuko at 20:07| Comment(0) | 栄養

2012年04月30日

僕等がいた (後篇)

僕等がいた(前篇)にひきつづき後篇を見に行きました。
前篇はまだ公開中で大好評だそうです。

原作も読まず、まったく真っ白な状態でのぞみました。
なんでこんなに不幸が重なるの?なんでこんなにタイミングがずれるの?の連続で、私は号泣しっぱなし。
手持ちのハンカチで涙を拭きながらみていました。
映画が終わると、急に現実に戻るので、目が真っ赤なのが少し恥ずかしかったです。
(睡眠タイムにならなかったです!)

純愛映画を通して思ったことは、恋愛にかかわらず、自分の信念を貫き通す忍耐、それによって人として許容力、精神力が強くなるのだなと。


最後がhappy end だったので、ほっとしました。

posted by Yasuko at 23:26| Comment(0) | 日記

2012年04月29日

血糖値を上げるもの

血糖値をあげるのは、糖質(炭水化物)だけです。蛋白質や脂質では血糖は上がりません晴れ

よく糖尿病の方が、カロリーを制限していますがカロリーではなく、摂取した糖質の量で血糖値が決まります。

糖尿病の方(U型)は、糖質1gで3mg/dl血糖値が上がります
ごはん1膳(150mg)なら糖質50gなので、ご飯だけで150mg/dl上がります。血糖110の人なら260になります。
(知らないと恐ろしいですねー)
究極的に糖質50gのご飯より糖質20gのシュークリームの方が血糖値が上がらないのです。

蛋白質(肉、魚、卵)はそれ自体は糖質が少ないので血糖は上がりません。
糖尿病の方は、食べ放題です。制限なしです。

血糖値を下げたいなら、カロリーではなく、糖質を減らすと効果大です。
ダイエットの面からいっても、糖質を減らすと体脂肪が減って単なるカロリー制限より痩せます。

カロリーだけ落とすダイエットをするとき、カロリーが高いと蛋白質を減らすと、相対的に総カロリーに占める糖質が増えます。
糖質のみが血糖を上げるので、血糖を下げるインスリンというホルモンが出ます。このインスリンが内臓脂肪をつけます。
結果として、筋肉がおち、内臓脂肪が増え、代謝の悪い太りやすい身体になっていきます。

糖尿病やダイエットをしたい方は、高蛋白、低糖質がkeyです。
posted by Yasuko at 22:29| Comment(0) | 栄養

2012年04月27日

子供の採血

漢方を希望されて来られる子供さんでも、(大人は全員)採血をしています。
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、喘息、チック、低身長、膝の痛みなど疾患名に関係なくしています。

小さなお子さんは、お母さんと看護士さんと3人がかかりで、どんなに泣いても必要なときは心を鬼にして・・・・。
かわいそうに思うけど、それ以上に得られる情報が多いので、結局その子供さんにもたらされる恩恵が多いからです。

子供さんは大人と違って、まだ成長段階です。とくに貧血は多くの問題を引き起こします。
小さなお子さんであるほど貧血は精神症状、知能にも関係してきます。
ある程度の年齢になってしまうと、治癒は難しくなっていまいます。

運動障害、言語障害があるお子さんは、まずは貧血がないかチェックしてみてください。
ふつうの疾患のお子さんでも、成長期なので意外に貧血が多いです。

子供さんに嫌がられても、泣かれても、お母さんが覚悟していれば可能なことです。

子供は子供らしく元気に育って欲しいですよね。


posted by Yasuko at 08:23| Comment(1) | 栄養

2012年04月26日

ターミナル 副腎不全

昨日、老人ホームで93歳のおばあちゃんがお亡くなりなりました。

これまで何人かの方のターミナルをみさせていただきましたが、誰一人として同じことはありませんでした。
おばあちゃんの場合だと、低体温、低血圧、傾眠傾向、簡単な返事はしてくれても目も開けず、食事もとらないといった状態でした。

副腎機能の低下を疑って、ステロイドの点滴をすると、体温も血圧の正常になり、時には発語もでるようになりました。
おばちゃんも楽そうでした。
改めて、ステロイドホルモンの凄さ、副腎という臓器の重要性がよくわかりました。
副腎疲労の方を外来でみていて、副腎の重要性を考えるようにはなっていましたが、このようなダイナミック作用をみることができ、
理解が深まりました。

最終的には2週間ほどでお亡くなりになりましたが、前日にはお風呂も入り、家族とも話ができ、きっとあまり苦しむこともなかったと思います。
昔でいう老衰、天寿を全うした・・・・っていうところでしょうか。皆がうらやむような最期でした。

嚥下機能さえ保つことができていたら、このような命のローソクがふーっと消えるような最期を迎える可能性はアップすると思います。
posted by Yasuko at 00:09| Comment(0) | 健康